Eco Life Guide

Eco Life Guide   社会に優しいお金の使い方

Life Planning ライフプランの基本
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社会に配慮したお金の流れのイメージができたら… 自分のライフプランを考えてみましょう! 将来の目標や理想の生活を実現するには…

社会に配慮したお金の流れのイメージができたら… 自分のライフプランを考えてみましょう! 将来の目標や理想の生活を実現するには…

1.ライフプランを考えてみよう!
1.ライフプランを考えてみよう!

ライフプランとは、将来の夢や目標を実現するための、資金計画を含めた人生の計画のことです。毎日仕事や学校などで忙しく過ごしていると、3年後、5年後、10年後・・・自分がどうなっていたいか、何を達成したいかを、つい忘れてしまいがち・・・。ですが、少し立ち止まって、じっくりと自分の将来を考えてみませんか? 今は、働き方も住み方も、学び方にも、沢山の選択肢がある時代です。学校を卒業した後に旅をしたり、一度は働いても改めて学校に入り直したり、働きながらも何か関心のあるテーマの講座を受講して学び直したり、副業をしたり起業をしたりなど・・・。 先の見えない変化の激しい時代だからこそ、まずは自分と向き合い一度計画を立ててみると良いかもしれません。現在地を確認して、動きながらその都度見直して、変更することだってできます。 まずはプランを立ててみましょう!

ライフプランとは、将来の夢や目標を実現するための、資金計画を含めた人生の計画のことです。毎日仕事や学校などで忙しく過ごしていると、3年後、5年後、10年後・・・自分がどうなっていたいか、何を達成したいかを、つい忘れてしまいがち・・・。ですが、少し立ち止まって、じっくりと自分の将来を考えてみませんか? 今は、働き方も住み方も、学び方にも、沢山の選択肢がある時代です。学校を卒業した後に旅をしたり、一度は働いても改めて学校に入り直したり、働きながらも何か関心のあるテーマの講座を受講して学び直したり、副業をしたり起業をしたりなど・・・。 先の見えない変化の激しい時代だからこそ、まずは自分と向き合い一度計画を立ててみると良いかもしれません。現在地を確認して、動きながらその都度見直して、変更することだってできます。 まずはプランを立ててみましょう!

2.ライフイベントを書き出してみよう!
2.ライフイベントを書き出してみよう!

ライフプランのイメージができたら、あなたのライフイベントを書き出してみませんか?「いつか、あの資格を取りたいな」「そのうち、〇〇に住みたいな」といったぼんやりとした夢も、書き出すことで具体的になりますし、様々なイベントに、それぞれどれくらいお金がかかるのかを意識しておくことで、大まかな計画を立てる軸になってくるはずです。 そのために今何が必要か、お金がいくらかかるかといったことも明確になります。友達や家族と、自分のプランを話してシェアしてみるのも良いでしょう。

ライフプランのイメージができたら、あなたのライフイベントを書き出してみませんか?「いつか、あの資格を取りたいな」「そのうち、〇〇に住みたいな」といったぼんやりとした夢も、書き出すことで具体的になりますし、様々なイベントに、それぞれどれくらいお金がかかるのかを意識しておくことで、大まかな計画を立てる軸になってくるはずです。 そのために今何が必要か、お金がいくらかかるかといったことも明確になります。友達や家族と、自分のプランを話してシェアしてみるのも良いでしょう。

3.お金を色分けしてみよう!
3.お金を色分けしてみよう!

自分のやりたいことに向けて、いつお金が必要か、どれくらいお金が必要なのか、目途を立てることができたら、次にやることは「お金の色分け」です。お金を色分けする方法はいくつかありますが、ここで紹介するのは、お金を使うタイミングに応じて3つに分ける方法です。 なぜタイミングを分けて考えるかというと、1週間後に使うお金と、10年後に使うお金だと、選択肢として考えられる金融商品が異なるからです。 3つのタイミングは、下記のようなイメージです。 ① 日々使うお金(流動性を重視) 食費、娯楽、衣服など、毎日の生活に必要な費用、支払うことが決まっている費用など →普通預金など、元本が保証され、すぐに現金に変えられる商品へ。 ② 使う予定が決まっているお金(安定性を重視) 住宅購入のための費用、教育関係の費用、結婚費用など →定期預金、国債など、元本の安定性が高く、期間の目途をつけて預けられる商品へ。 ③ 当面予定のないお金(収益性を重視) 老後の資金、特に使う予定がない資金など →株式、投資信託、外貨預金など、リスクを取ってリターンを目指す商品へ。

自分のやりたいことに向けて、いつお金が必要か、どれくらいお金が必要なのか、目途を立てることができたら、次にやることは「お金の色分け」です。お金を色分けする方法はいくつかありますが、ここで紹介するのは、お金を使うタイミングに応じて3つに分ける方法です。 なぜタイミングを分けて考えるかというと、1週間後に使うお金と、10年後に使うお金だと、選択肢として考えられる金融商品が異なるからです。 3つのタイミングは、下記のようなイメージです。 ① 日々使うお金(流動性を重視) 食費、娯楽、衣服など、毎日の生活に必要な費用、支払うことが決まっている費用など →普通預金など、元本が保証され、すぐに現金に変えられる商品へ。 ② 使う予定が決まっているお金(安定性を重視) 住宅購入のための費用、教育関係の費用、結婚費用など →定期預金、国債など、元本の安定性が高く、期間の目途をつけて預けられる商品へ。 ③ 当面予定のないお金(収益性を重視) 老後の資金、特に使う予定がない資金など →株式、投資信託、外貨預金など、リスクを取ってリターンを目指す商品へ。

※運用を助けてくれる税制の優遇制度を活用しましょう!
※運用を助けてくれる税制の優遇制度を活用しましょう!

定期預金の利息や、投資信託・株式等で利益が出た時は、原則所得税と住民税が差し引かれます。(2021年9月時点では、利益に対して20.315%。)しかし、私たちが投資を通じて資産形成をするための手助けになるよう、非課税制度が用意されています。

定期預金の利息や、投資信託・株式等で利益が出た時は、原則所得税と住民税が差し引かれます。(2021年9月時点では、利益に対して20.315%。)しかし、私たちが投資を通じて資産形成をするための手助けになるよう、非課税制度が用意されています。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

公的年金以外でも、自分で自分の老後に備えるための制度です。iDeCoを申し込んだ金融機関で月々の掛け金を拠出し、自分自身で商品を選び、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。

iDeCoの最大のメリットは、掛け金の拠出児、運用時、受け取り時の3つの段階で税制優遇が受けられることです。

注意点は、原則60歳までは積立金を取り崩すことができないということ。老後の資金という目的が明確であれば、税制優遇メリットはとても大きい制度です。

※お勤め先で企業型確定拠出年金に加入できる方は、会社の担当部署の方に確認してみると良いでしょう。

iDeCoについての詳細はこちら。

NISA(少額投資非課税制度)

株式や投資信託などに投資し、売却時に得る利益が非課税になる制度です。

①NISA(一般)

毎年120万円までNISAを利用して購入することができ、5年間の間であれば非課税で売却できます。

②積立NISA

売却時の税金が非課税になる点はNISA(一般)と同様ですが、異なる点が3つあります。

・1年間で利用できる枠は40万円まで 

・非課税の期間は20年間

・この枠を利用するには一定の条件を満たした投資信託とETF等に限定 

NISA・積み立てNISAの詳細は、金融庁の「NISA特設サイト」をご覧ください。

  • どの制度を利用するかは迷うところですが、目安になるのが「お金の色分け」です。 老後の資金のためであればiDeCo、出し入れしやすいことを念頭にコツコツ積み立てたいなら 積み立てNISA、など、目的に応じて色分けをしていきましょう。 自分のスキルを磨いたり、欲しいものを買ったり、夢をかなえたりするためには、 お金は欠かせないものです。目的に応じて、しっかり元本を守ったり、 時には積極的に投資して、自身で汗を流して働いて稼いだお金とともに歩んでいくことは、 私たちにとって必要不可欠なことですよね。「お金に色はない」と言われますが、 本当は、目標や夢が込められた色とりどりのものだと思います。 自分のお金が自分の住む社会を作っていることと、 自分の将来設計を立ててお金の準備をしていくこと。 一見別々のように見えますが、お金の流れを見てみると、 全てはつながっていると言えるのではないでしょうか。 はじめに「金融」とは何かというお話をしました。 金融は、ただ単にお金を融通するだけではありません。 お金の流れに関わる全ての人が 持続可能な豊かさを享受できる社会を作ること。 これが、金融の役割なのです。 私たち一人ひとりもこの金融に関わるひとりの人間として、 責任を持ってお金と付き合っていきましょう!

    どの制度を利用するかは迷うところですが、目安になるのが「お金の色分け」です。 老後の資金のためであればiDeCo、出し入れしやすいことを念頭にコツコツ積み立てたいなら積み立てNISA、など、目的に応じて色分けをしていきましょう。 自分のスキルを磨いたり、欲しいものを買ったり、夢をかなえたりするためには、お金は欠かせないものです。目的に応じて、しっかり元本を守ったり、時には積極的に投資して、自身で汗を流して働いて稼いだお金とともに歩んでいくことは、私たちにとって必要不可欠なことですよね。「お金に色はない」と言われますが、本当は、目標や夢が込められた色とりどりのものだと思います。 自分のお金が自分の住む社会を作っていることと、自分の将来設計を立ててお金の準備をしていくこと。一見別々のように見えますが、お金の流れを見てみると、全てはつながっていると言えるのではないでしょうか。 はじめに「金融」とは何かというお話をしました。金融は、ただ単にお金を融通するだけではありません。お金の流れに関わる全ての人が持続可能な豊かさを享受できる社会を作ること。これが、金融の役割なのです。 私たち一人ひとりもこの金融に関わるひとりの人間として、責任を持ってお金と付き合っていきましょう!